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歯周病と新型コロナウイルス感染症の関係

新型コロナウイルス感染症(以下、新型コロナ)のリスクを高める基礎疾患として、糖尿病や心臓病などが常識となっていますが、実は「歯周病」も無視できません。イギリスで行われた研究では、新型コロナの死亡者から歯周病菌が大量に見つかったという報告もあります。
なぜお口の歯周病と新型コロナが関係するのでしょうか。
歯周病菌は口腔粘膜のバリア機能を破壊する分解酵素「プロテアーゼ」を出します。そのため、歯周病にかかっている人はそうでない人よりもバリア機能が弱く、ウイルスの侵入を許してしまうのです。さらに、新型コロナの重症化を引き起こす「サイトカインストーム(免疫の暴走状態)」も、歯周病菌が大いに関係していることがわかっています。
新型コロナから身を守るため、手洗いやマスクに加えて「歯周病予防」は非常に有効な手段といえます。